ついにラオス国境村への出発日。
朝8時頃にシェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんとドライバーのティーさんと合流、荷物を積み込み、さあ出発だ!
車とはいえ、片道約6時間は中々大変。
途中でドライブスルー的なおやつを買ったり、小さな川で採集したり、胡椒農家さんにお邪魔して胡椒を買ったり、その土地ならではの色々な経験が出来た。
中に甘いご飯が詰まっている。めちゃうまい。

ベンメリア遺跡も足早に観光。


初めてみた生の胡椒。

カシューナッツの実をガブリ。ちょっと口の中がかゆい…。

最後は舗装されていない道をひたすらに走る!

そして、夕方4時頃にラオス国境の村に到着!

目の前に広がるメコン川本流、でけええええ!!深さもヤバイらしく、最深部は70mもあるらしい。
対岸に見える村はラオス。中洲にも村があるし。
ここはメコンカワイルカのウオッチングスポットとしても知られているらしく、ポツポツそれらしき船も見える。でも、そのほとんどはラオス側から来てるみたい。

とりあえず川がデカすぎてポイントも何もわからないので、ナマズがいそうな中洲の岩場に下ろしてもらうことになった。4時過ぎスタートで、8時に迎えに来てもらう予定で。
もはや、ただの磯のような中洲に下ろしてもらい釣りスタート!
とりあえずぶっ込みに使えそうな小魚でも釣れればと思い、バイブレーションをキャストしてみる。
深さを調べようとわずかにテンションをかけつつフォールさせてたら…ラインがビシッ!!と張った!?
一呼吸置いて、合わせを入れる!

おお!
おおお!
めっちゃ引く!何だこれは!?
魚のパワーも中々だが、ワールドモンスターのパワーも負けちゃいない。
突っ走りに耐えつつ、やや強引に巻いてくると姿がみえた!
佐藤さんにハンドランディングをお願いし、慎重に寄せて来て….
キャッチ!やった!

約4.5kgのスポットパールン!体高もあって、体色もメチャ綺麗!
漁師のおっちゃん、大喜び!笑
佐藤さんと話し合い、このパールンをあげるから明日の船代まけてと交渉して、成立。やったね!笑
ぶっこみには使えないけど、幸先いいな!
次なる大物を狙う。
……が釣れない。
……釣れない。
ルアーは一旦諦めて、その辺で掘ったミミズを使ってウキ&ぶっ込みに切り替える。
その後は嫁がヌマチチブみたいな魚と佐藤さんがレッドテールミスタスを釣りあげた。
俺はというと、中々アタリがない…
と思っていると、足元に置いたロッドにアタリが!
手に持つと勢いよく走り出した!!ドラグを締め込むも全然止まらない。
そして、魚は岩と岩の間に挟まったようで動かなくなった。15分くらい出てこないか色々と試したけど、ラインもそれほど太くないのでどうしようもなく、結局あげることはできなかった….悔しい。
その後は特に反応がなく、迎えの漁船がきてタイムアップ。
いやー悔しい!!
でも、とりあえず良い型のパールンをあげれたので、来た甲斐はあった!
