関空からインドネシア、カリマンタンへ釣り旅にいく

#1カリマンタン釣行 初めての一人海外旅スタート!まずはジャカルタをふらつく

2023年7月26日、妻に泉佐野の空港近くまで車で送ってもらい、ネカフェに入った。

泉佐野のネカフェ

明日からついに、インドネシア・カリマンタン島に一人海外釣行に行くのだ。

これまでも海外釣行は何度か行ってはいるが、友人とだったり妻と二人だったりだった。海外の釣りへの憧れの原点は、高校の先輩でもある武石憲貴さんの本を読んだのがきっかけだったが、思えばなんだかんだ一人ではここまで一人海外釣り旅をしないまま来てしまった。

 

本当はコロナ直前の2020年冬にブラジル・アマゾンへ釣り旅に行く予定だった。30歳の誕生日をブラジルで迎えるつもりだったのだが、コロナでその夢は叶わず…それから3年もの月日が流れ、自分も33歳になってしまった。

 

コロナも収束した2023年夏、やりたいと思った時にやらないと、いつできなくなるか分からないとコロナで学んだ。そして、ついにその時が来たのだ。

 

ネカフェで一泊したのち、始発で関空へ向かう。初めての一ヶ月という長期かつ海外への釣旅、期待と不安が入り混じるという言葉を使うのなら、それは間違いではないのだけれど、表すなら期待30%・不安70%と言ったところか。まだ見ぬ土地と魚に思いを馳せつつ、予定通りついた飛行機に乗り、いざ出発!

関空からインドネシア、カリマンタンへ釣り旅にいく

 

ちなみに今回の釣りのメインターゲットはikan tapah(イカンタパー)。Wallago leerii(ワラゴーレイリー)という種で、ワラゴーといえば、タイの口裂けナマズ、Wallago attu(ワラゴーアッツー)の方が有名かな?ワラゴーもアッツー同様に大きく裂けた口、そして何よりも超巨大に成長するその魚を、なんとしても自分で釣ってみたい!というのが今回の旅の主目的である。

 

タパーの他にもみたい魚としては、フラワートーマンやパービャウあたりが狙いたいが、少なくともタパーとフラワートーマンは同エリアor同河川では釣れなさそう…このあたりは日数が1ヶ月あるので、徐々に探ろうと思う。そかにも色んな魚種が見れたらいいなぁ、と言った感じだ。

 

 

飛行機では隣に座ったのが、日本人で同じく今回が初めての一人フライトだというUさん。Uさんは現地に先に友人が言っており、後から一人で合流予定だという。フライト中も色んな話で盛り上がり、あっという間にトランジットのマレーシアに到着した。

関空からクアラルンプールに

クアラルンプール国際空港はトランジットのため、マレーシアには入国せずに空港内で次の飛行機を待つことにした。・・・のだが、安い便を取ったため、次のフライトまで16時間近くも時間が空いている。笑

クアラルンプールでの初めての食事

Uさんとフードコートでご飯を食べ、その後僕は初の空港泊。

 

空港内にもカプセルホテルなどがあるのは下調べで知っていたが、節約のために床かベンチで寝ることにした。なんでもKliaは空港泊にはうってつけの場所らしいのだ。

 

Kliaに入る時に職員に、「次のフライトまでこんなに空いてるけど、お前本当にいいのか!?」と言われたが、正直マレーシアに一度入国しても良かったなと、後になって少し後悔した…

空港泊

だが、思った以上に空港泊も悪くない。エスカレーター下の暗闇に陣取り、枕を膨らませて仮眠を取った。翌朝早朝の便に乗り、いよいよインドネシアに移動。

 

インドネシアは、学生最後の旅行で妻と結婚する前にバリ島に行ったことがあった。その時は、完全にパッケージ化されたツアーで、釣りも少ししたが大した魚は釣れなかった記憶がある(トローリングと簡単な餌釣りをした)。

 

今回は、ツアー・ガイド無しの、完全行き当たりばったり旅。もちろん現地では釣りのガイドなどは必要に応じて使う可能性はあるものの、この時点では何も考えていない。

 

マレーシアから約2時間で、インドネシアのスカルノハッタ国際空港に到着した。

いよいよだ。

 

 

まずは市内のレートのいい換金所に行くための手段を探す。最低限の両替は空港で行って、次に向かうのは電車乗り場だ。タクシーで行けば簡単だったが、今回は節約・冒険も兼ねて、空港から電車に乗ってみることにした。

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内へ電車で移動

まず、乗り場を探して歩き回る…やっと見つけた!どの方角に乗ればいいのか、さっぱりわからない。・・・がとりあえず、勘で荷物を沢山持ってそうな、これから旅行しそうな人が多く乗る電車に乗ってみた。

適当に電車に乗ってみる

どうやらこれがあっていたようで、空港の無料区間から市内への有料区間に変わる駅に着くことができた。ここでチケットを見様見真似で購入した。値段は70000Rpほどだった。

 

小一時間ほど電車に揺られ、大きそうな駅で降りてみた。ここからはGrabタクシーで移動を試みる。Grabを使うのも今回が初めての僕、とりあえず呼んでみたものの、ピックアップ場所が微妙にずれたりして、なかなかドライバーを見つけることができない。。。

初Grabタクシー

それでもなんとかドライバーを拾うことができ、目的のショッピングモールへと向かう。

モール内の換金所で14万ほどを換金。この時、まだルピアの通貨をよくわかっていない僕に渡された大量の札束…これ持ち歩くのやばくね…となった。

 

その後インドネシア初めてのご飯は、モール内のラーメン屋さん。チキンラーメンを頼んだら、汁なしだった(油そば的な感じ)。味は普通に美味い。

ジャカルタのモールでラーメンを食べる

カリマンタンへのフライトまでは2日ほどの猶予があり、特にやることがなくなった僕。とりあえず、アクアショップと釣具屋には行きたいなーくらいに思っていたら、たまたまモールの隣に水族館があるのを発見。これは行くしかない!

 

水族館は200000ルピアと結構高めだったけれど、展示は結構面白かった。水族館というよりは動物園と水族館が合体したような感じで、結構面白い生き物も沢山いた。

途中からは、魚以外の生き物も盛りだくさん…

 

どの水槽もとても綺麗に手入れされている。

 

 

とても勉強になる展示。

 

 

水槽も一つ一つが大きく見やすい。ここで、今回のターゲットである大きなタパーも見ることができた。

やっぱりかっこいい。釣りたい…

 

 

水族館を堪能した後もモールを彷徨い続け、慣れないGrabに悪戦苦闘しながらホテルに向かいチェックイン。隣にある食堂で飯を食い、さらに反対にあるコンビニで食料を買い込みこの日はホテルでぐっすり寝ることにした。

英語は全く通じない…なんとかインドネシア語を駆使して、食べてみた!

 

 

これで300円弱。なかなかに美味い!なんていう料理かは分からないが…笑

 

コンビニ前でお菓子を売ってるおじさん&警備のおじさんとパシャリ。

 

1泊2000円ほどの宿を取ったが、このクラスならクーラーも付いていて比較的清潔。

ホテルハスワに宿泊。2000円くらい。

ただ、入った瞬間にベッドに謎の虫がいて若干の不安を覚えた。ワタナベさんが前に言っていた南京虫の心配はひとまずなさそう…

変な虫がホテルの部屋にいた...

そんなこんなで、初めてのジャカルタ一人生活1日目は終了。

*このペースで書いてたら、かなりの記事数になるぞ…!大丈夫か、俺。