限られたスペースでいかに快適なトローリングをするか【カヤックビワマス】

カヤックという乗り物は、釣りをするという点においては、デメリットも多い。それを凌ぐメリット・楽しみがあるから乗っているのだけども…

 

昨年から、特にドハマリしているのがビワマスのカヤックトローリングなんだが、とりわけこのトローリングというのがカヤックでは不便を感じることも多い。足漕ぎカヤックであれば、現時点での問題もだいぶ解消されるのだろうけども、他の釣り遠征費用を考えると足漕ぎカヤックに回せる費用は今の所ない…

 

手漕ぎカヤックで何が一番問題になるかというと、ズバリ「ロッドのポジショニング」だ。

 

ビワマスのトローリングでは1人2本までロッドを使用することができるのだけれども、2本カヤックからロッドを伸ばしてトローリングしようとすると、どこにロッドをセットするのがいいのかいつも悩む。パドリングに干渉ぜず、かつ視認性が高く(ヒットしたことがすぐに見てわかる)、かつロッドをすぐに手に取れる位置。これが本当に難しい…

 

先月購入した新艇、バイキングカヤック忍にて先日、今季初のビワマストローリングに行ってみた。忍には、デフォルトで前方にスターポートが搭載されており、専用のフロントバーなるカスタムグッズも用意されている。

 

今回は、フロントバーにロッドホルダーを2ヶ所設置して釣りをしてみたが、パドリングには干渉しないものの、中央に取り付けた魚探にロッドのグリップエンドが被ってしまって、なんともモニターがみづらい…そもそもの前提として、トローリングにはタイラバロッドを代用しているのだけど、これにも大きな問題があると感じている(トローリングロッドについては、別の記事で書きたいと思う)。

 

というわけで、大した艤装ではないが、少しでもビワマストローリングがやりやすくなるようちょっといじくってみた!

 

まずは、余っていたスターポートを座席の後方のロッドホルダー前に取り付け。

 

ちなみに穴あけは今回が初めて…失敗したらどうしようととても不安だったけれど、手締めでネジネジしていくだけですぐ出来た。こんなに簡単なのね。

 

ガッチリ取り付けて、完成!本当にこれだけ。笑

 

 

フロントバーがついていたスターポートには、直接ロッドホルダーを装着。

 

 

後方のスターポートにはフロントバーを取り付け、リアバーに。リアにバーを持って行ったのは、直接的にはロッドポジションとは関係ないけれど、魚探の振動子の位置とGoproの最適な撮影位置を確保するため。

 

 

前方のロッドホルダーの角度と向きを色々探っていた結果、これが一番良い?

スターポートからはエクステンダーで垂直気味に伸ばしつつ、足にも干渉しないように外側にやや開いた位置で水面にほど垂直に設置。

 

 

ただ、やはり思ったのは、カヤックでトローリングするなら、グリップは短めのほうがいい…これは、今後の課題としてグリップが短めのグラス寄りのロッドを探すか、ロッドビルドするか考えようと思う。

 

少なくともこれで、パドリングへの干渉と視認性の確保はできたけど、ちょっとロッドを取りづらいんだよなあ…欲を言えば、もう少しロッドが手前にあってほしい。スターポートをさらに追加するか??まだまだ艤装は続きそうです。

 

先日釣ったビワマスをお造りに!

 

 

甘くて最高に美味!海外遠征に向けて準備しつつ、これからもカヤックをメインに釣りをしていきます!

(新魚種を狙っての釣りももちろんね)